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弥生会計と、freeeと、MFマネーフォワードと(銀行データ連携等の比較)

クラウド会計ソフトのfreeeとMFマネーフォワードを試しています。

これまで使ってきた弥生会計と、合わせた3つの会計ソフトに自社のデータを入力して、銀行との連携や効率性などを比較しています。

 

⑴現在のところ、税理士事務所のシンプルな取引では、設定さえきちんと行えばクラウド会計ソフトのほうに軍配があがりそうです。

freeeとMFマネーフォワードは、銀行のデータばかりでなくクレジットカードやAmazon・アスクル等のデータを自動で取り込んでくれます。また自動仕訳登録すると、翌月からAI機能を働かせて自動学習してくれます。これは大変便利です。

うまく学習してくれれば「登録」ボタンを押すだけで、会計入力が済んでしまいます。

 

⑵入力の修正や、手で入力するときには、クラウド会計ソフトは大変遅く感じます。

クラウドサーバーに読込みに行くために、既存の会計ソフトと比較するとタイムラグを感じてしまいます。

またクラウド会計ソフトは既存の会計ソフトに比べてショートカットキーが少なく、マウス操作が多くなってしまいます。

手での入力が多いと入力が進まず、ストレスばかりが募ります。

 

⑶3つのソフトを当面、併用して各々の良いところ、まだ劣っている所などをレポートしていきます。

※クラウド会計ソフトの最大の利点は銀行等の電子データを読込んで、自動仕訳をするところです。

ここは既存会計ソフトを作っているベンダーも危機感を感じているようです。各社とも銀行データとの連携性を高めています。数年先には、銀行データとの連携が当たり前になる時代がおとずれそうです。

※昨年末には弥生会計担当者が、当事務所を訪れて、要望事項等を聴き取っていきました。「銀行データとの連携性を高めること」「取り込んだ銀行データの学習機能を高めること」「弥生会計に取り込めるエクセル現金出納帳書式をつくること」等を要望いたしました。

2月15日付のバージョンアップで少しだけ、取り入れてくれたようです。